【撮影散歩】小石川後楽園の紅葉と鴨たちのおしり 21年12月
寒い!
紅葉の見頃が終わっちゃう!
でも六義園はめっちゃ並ぶからなぁ…ということで、小石川後楽園に行ってきました。
東京周辺で有名な庭園といえば、六義園、旧浜離宮庭園、そして小石川後楽園ですからね。特別名勝ですよ、特別名勝。
さて、この時期の小石川後楽園といえばやっぱり紅葉ですが、個人的には紅葉よりも楽しみにしているものがあります。なんだと思いますか?
それは…鳥!
小石川後楽園は水辺がかなり広めにありまして、そこに鴨を中心にたくさんの鳥たちがいる(はずな)のです!!
この記事では、小石川後楽園の基本的な情報から、見頃、撮れる写真、楽しみ方や撮影時のポイントなんかをまとめていきます。
ではでは早速、行ってみてどうだったのか見ていきましょう。
行き方と基本情報
まずは場所や料金などについて。
東京ドームの横にドーンとあります。
都内在住ならアクセス抜群。
最寄り駅は
- 飯田橋
- 水道橋
- 後楽園
どこもそれほど遠くはないので、一番使いやすい路線・駅を使うといいと思います。
今回は水道橋から東門に行きましたが、駅の東口に出てしまい、かなり遠回りしちゃったので皆さんもお気をつけください。
■東門JR総武線「水道橋」(JB17)西口から徒歩5分JR総武線「飯田橋」(JB16)東口から徒歩8分東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」(M22 / N11)2番出口から徒歩6分都営三田線「水道橋」(I11)A2出口から徒歩8分
■西門 ※涵徳亭ご利用の方は西門からご入園ください。都営大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口から徒歩3分JR総武線「飯田橋」(JB16)東口から徒歩8分JR総武線「水道橋」(JB17)西口から徒歩8分東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(T06 / Y13 / N10)A1・A3出口から徒歩8分東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」(M22 / N11)1番出口・2番出口より徒歩8分
休みもほぼないので、月曜とかにぼんやり来て
「やってない!!」
という心配もいりません。
立地もよく、料金は300円と格安なので、都内在住の方は気が向いたらふらっと立ち寄ることができる非常にありがたい庭園です。
住所: 東京都文京区後楽1-6-6
開園時間: 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日: 年末年始
入園料:
一般 300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
詳しくはこちらを参考にしてください。
主な見どころ
紅葉
やっぱりまずは紅葉ですよね。
2021/12/12日に行ったんですが、若干見頃終わりに差し掛かったタイミングでした。
少し落ち始めてはいましたが、もともと一斉に紅葉という感じでも無いようで、色とりどりの葉っぱに囲まれた幸せな空間が広がっていました。
色づきはじめの紅葉や、
真っ赤な紅葉もあれば、
銀杏もあります。
紅葉が主に南側に生えているので逆光で撮れるパターンが多いのですが、順光で撮れる木ももちろんあります。
紅葉の見頃
例年、見頃は11月下旬~12月上旬です。
ただし、ちゃーんと公式のTwitterとかチェックしてから行きましょうね。
特に風や雨が強くなったりしたあとは要注意。それ以前の情報は当てになりません。
まぁ、葉っぱが落ちててもそれはそれでいい感じなので楽しめますけどね。
カラフルな小道。葉っぱ揺らめく池。夕暮れの寂しそうな枝と、そこに乗る鳥たち。いいじゃないですか。
鳥なんかは特に、落葉前だと「声だけ聞こえる!」がほとんどですからね。
たくさんの鳥と生き物
この躍動感!
園内では、鴨を中心とした鳥たちが日向ぼっこしたり、餌をとったり、池の上で追いかけっこしたりしています。
そしてなんといってもこれ!
定期的に餌を食べに潜るのですが、タイミングによっては池の上がおしりだらけになります。
見ているだけで癒やされますねぇ。
池をずーっと眺めていましたが、一部の鴨たちは池の中の陸地を中心に、10周でも20周でも飛び回っていました。
おんなじとこ周ってて楽しいんかな、とは思いましたが、私の見立てではとても楽しそうでした。いいなぁ。
鴨の他にも、
鷺や、
たぶんヒヨドリかな?
鯉なんかものんびり泳いでいます。
ほかにもいろんな鳥や生き物がいて、飽きることがありません。
ほかにも自然がたくさん
園内には、様々な自然があります。木や岩はもちろん、
実がなっていたり、この時期でも花もいくらか咲いています。
日差しの入り方が絶妙で、たんなる道や苔むした木が、異世界のように感じられます。
歴史的な建築物も
そもそもがかなり由緒ある庭園なので、もちろん様々な建築物があります。
中でも特に有名なのがこちら!
この橋の周りには常に人がいて、なにかの撮影も何度か行われていました。
遠くから見るとこんな感じ。
橋の上からの景色もとてもいいです。
他にもたくさんの建築物があり、どれも歴史あるもののようで。
詳しく知りたかったですが、日暮れが迫っており時間がなかったのでそこまで掘り下げられませんでした。
ぜひ行ってみて確かめてみてください。
いろいろな楽しみ方
涵徳亭から紅葉や池を眺める
池の西側に小洒落た施設(涵徳亭)があり、そこで軽食的なものが食べられます。
昼以降に池側に座れば、池がサイド光~順光となり、いい感じに鴨や紅葉を眺めながら一休みできます。
団子を買ってベンチでのんびりする
また、時期にもよりますが団子屋さんとかがあります。おそらく池の北側(松原)あたりに。
近くにベンチもあるはずなので、適当に団子を買って鳥を眺めましょう。
一つ注意点としては、休日に行くとドームでイベントとかをやっていて、この東~北側はドームから列整理の忙しない声とかが聞こえてきたりします。
そのあたりをぼんやり楽しめる人はOKですが、あまり好きでない方は涵徳亭のあたりに陣取ったほうがいいかもしれません。
鳥探しをする
声は聞こえるんですよ。でも、思いの外見つからないんです。
池周辺だとかなり開けているので、まぁまぁ見つかりはします。が、松の木の背がかったりして、意外とわからないんですよね。
鴨や鷺以外にもいろんな種類の鳥がいますから、ぜひいろんな鳥を探してみてください。
撮影時のポイント
時間
撮影の種類にもよりますが、そこまで大きい場所ではないので、13時とかからのんびり行っても全然大丈夫です。
12月ならマジックアワーは16~17時くらいなので意識しておきましょう。
また、どの時間帯も主要な被写体に対して日差しは普通に入るので、写真自体はかなり撮りやすいです。
ただ、どうしても都会の真ん中ですからビル群が入りやすいです。広角レンズを使うときは覚悟していきましょう。
周り方と日光の入り方
公園の南側部分にかなりの密度で木が生えているので、天気が良ければ木漏れ日を活かした写真が撮りやすいです。ここが紅葉のメインどころ。
東西の門自体が庭園の南側にあるので、まずは東西の門と池から南側をのんびり撮影するといいと思います。
中央の池から木々を見ると逆光の写真が撮れます。
逆に、美しく鴨たちを撮りたいなら池の南側(木が生い茂っている側)をベースに撮り始めるといいと思います。東西どちらか入っても最初は順光で見えるはずです。
池の周辺にはベンチがあるので、定期的にここで鴨たちを眺めて休憩しつつ、のんびり撮影するのがおすすめです。
夕暮れ時は、池の西側の橋や、その北側に少し小高い丘のようなところがあるので、そこから南を向くといい感じの写真が撮れるのではないかと思います。(ちょっと諸事情でマジックアワー撮れてないですすいません)
北側部分については梅の季節に向けてひっそりと佇んでいるので、時間があれば、という感じの優先順位でいいのではないかな、と思います。
梅の木はまだまだお休み中です。
そこまで大きい公園ではないので、数時間あれば普通に回れますが。
撮影時の注意点
衣装を用意した撮影などは、たとえアマチュアであっても申請が必要です。
逆に、特に西側の赤い橋なんかはいい感じのフォトスポットなので、特に休日だと腕章をつけた(申請をした)人たちが延々と撮影をしていることがあります。
実際私も、橋の上からの撮影をするまでに、なんだかんだ30分くらい待ちました。近くで撮影してたからそこまで気になりませんでしたが。
他にもいくつかそうなりそうな場所はあるので、空いてるのを見たら後回しにせず、ササッと撮影してしまいましょう。
おわりに
やっぱり紅葉はいいですねぇ。
春には梅も見頃ですし、見頃がなくてもあふれる自然と鳥さんがいます。
リフレッシュしたいとき、街に繰り出す前など、気軽にぜひ行ってみてください!